ジミー・デグラッソ・インタビュー 「日本の●●●は高いよね(笑)。それ以外は最高!」

アメリカ・ツアーで、20年来の友人であるというマルコ・メンドーサと共演したジミー・デグラッソ。メガデス、ブラック・スター・ライダーズなどでの活動で知られる彼に、マルコとのこと、SEX MACHINGUNSのアルバムに参加した際のことなどを聞いた。(最後にインタビュー動画アリ!)


──メガデス、ブラック・スター・ライダーズなど有名なバンドでプレイしてきていますね。そこで得たものとは?

J 簡単なこと、難しいこと、いろいろあるね。いつもポジティブで楽しむべきたと学んだよ。幸運にもほとんどのバンドは楽しかった。レコーディングはいろんな人たちと関わる。レコーディングするときもライブと同じだね。スタジオへ行くとほとんど毎回違う人たち。ある人は早く、ある人はゆっくり作業する。ある人はパーフェクトを求めて、ある人はもっと音楽の感覚を大事にする。パーフェクトじゃないけど、よりオーガニックな感覚を優先する。全てのバンドはセッション方法が違う。誰と一緒に演奏するかで変わるんだ。

──日本のバンド、SEX MACHINGUNSの2006年発売のアルバムでプレイしていますね。その時のエピソードを教えてください。

J SEX MACHINGUNS……そうだね。ある人から連絡がきたんだ。「演奏してみないか?」って。面白そうだったから、「いいよ」って返事した。自宅がある北カリフォルニアからナッシュビルへ飛んだよ。ナッシュビルで録音したんだ。よく覚えていないけど、けっこう手短に終わったと思う。昼近くに飛行場からスタジオへ行き、1曲叩いたよ。何て曲だったかな? 君の方が知ってるよね(笑)。バンドのメンバーはいい奴らだったよ。楽しかった、すごくいい雰囲気だった。録音終わったあと、みんなと飲みに行って、楽しかったな。実はそのあと仕上がり聴いてないんだよね。誰かCD送ってくれる?(笑) 楽しかったし、スムーズに終わった。これが覚えている感想だね(笑)。すっごく早くできたセッションだった。楽しい週末だったのは確かだよ。

──今回、マルコのソロプロジェクトで初めてプレイしていますが感想は? リハーサルなどで何か発見はありましたか?

J マルコは、面白いキャラクターだよね。知り合って20年になる。6〜7年前まで一緒にプレイしたことなかったんだ。彼はJazzやラテンやフュージョンをプレイするし、オレもだ。俺たち一緒にブラック・スター・ライダーズでプレイしたんだけど、彼がザ・デッド・デイジーズに参加したから、すぐにバンドを離れた。マルコはみんなとプレイするのが好きだよね。今回、マルコから電話をかけてきた。「ギグやらないか?」って。「いいよ」って即答した。オレたち古くからの友達だからね。数ヶ月前、マルコがJourney Through Timeでプレイしたのを見た。それから、ソロの話を聞いたんだ。

マルコはちょっと違うよね。彼のソロはジェームス・ブラウンみたいな感じだ。ステージでもいろいろ変わる。デイブ・リー・ロスのバンドでプレイした時と同じような感じだな。デイブはステージ上で、ビートや曲をいろいろ変える。ストップしてみたりね。マルコも同じだ。彼の音楽はいいよね。ベースプレイヤーとしてすごいけど、シンガーとしても素晴らしい。R&Bの歌声だ。いつも楽しそうにプレイする。エネルギーが溢れてるからね。時々疲れるけど(笑)、でも楽しんでるよ。毎晩セットが変わるけど、面白い。曲を覚えながら、いい曲だと思ったんだ。彼は、今自分のブランドを確立しようとしている。「VIVA LA ROCK」をね。楽しいし、いいね。彼も別のプロジェクトがあるし、オレも別のプロジェクトがあるけど、来年また一緒にツアーを回れるといいな。

──最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

J ジミー・デグラッソだよ! 日本へ行ったのは、3〜4年前かな? また行きたいな。日本は楽しいから恋しいよ。いろんなバンドで、何回か日本へ行っている。でもスターバックスは高いよね(笑)。それ以外は全部素晴らしい!! またみんなに会えることを楽しみにしているよ。

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